STORY
ラオス産のチーク材に、日本が誇る家具づくりの技を注ぎこみ、ついに完成した「CLANTREE」の家具、第一弾。発表までに約3年。私たちはラオス訪問を重ね、植林地や製材所を訪ね、顔の見えるネットワークと、何よりかけがえのない信頼関係を築いてきました。次なるステージで思い描くのは、木材の調達だけにとどまらず、ラオス現地でも安定的に家具を生産できる仕組みづくりです。すでに日本にもラオスの青年たちを招き、家具製作の技術指導に取り組んでいます。
「CLANTREE」が志すのは、世界の様々な国々でモノづくりの喜びを共有し、産業の発展や暮らしの豊かさに貢献できること。そのためには、使い手と作り手のどちらも幸せにできる、時代に消費されない、本当によいモノづくりを目指さなければなりません。大量生産の流れに逆らう、私たちの挑戦。世界の仲間たちに出会う「CLANTREE」の旅は、まだ始まったばかりです。